このテーマでのコラムはすっかり久々になって
しまった。
前回まで考えていたミッションは、あくまでも顧客に
とって、価値あるものでなければいけない。
そういった事から、今回は
顧客とはどの
ように絞り込んでいくのか?
を考えてみよう。
①事業を決定するのは、「顧客」である。
o「使命」は、「顧客に対して何をするか」を決める事
o「われわれの顧客を決める」事は、「我々の事業を
決める」事になる。
・「事業の目的」は、「顧客の創造」である。
o「顧客を選ぶ」と共に、「顧客から選ばれなければ
ならない」。
o「使命」と「顧客」は一致しているか。
・「ジョンソン&ジョンソン」は、人の健康を考える
というミッションの基、「溶ける糸」を食品用に
使用する事を断った。
o「顧客は誰か」を明確にすると事業は成功する。
・「ヒロセ電機」:新製品に特化し、顧客を、
「企業の開発担当者」にした。
・「ある百貨店」:「年配の女性」を顧客にした。
・「絨毯メーカー」は、1920年→1950年代へ
下降が続いていた。発足当時の顧客は、新しく家
を建てた人と位置づけていたが、お金が無かった
ので、買ってくれなかった。そこで顧客は誰か?
をもう一度考え、「顧客」を住宅メーカーと位置
付けたところ、大きく成長した。
・「セコム」:お金を持っている人を外国産自動車の
ディーラーと位置づけ、成功した。
②顧客は1人だけではない。
oホンダのアメリカでのマーケティング
(女性を顧客とした)
o「塾」の顧客(主婦と子供)
③顧客は何処にいるか。
oセコムの顧客の見つけ方→「外国車の持ち主」
oアスクルでは、「30人以下の事業所」を顧客と位置
付け、大手は対象とせずにスタートしたことが功を奏
した。660万事業所の内、30人以上の事業所は、5%)
・ビジョンとして、「オフィスを引っ越した時に、
先ずアスクルに電話しようと言っている」状態を
作ることを掲げたことで、現在では、250人で、
売上高1200億円、経常利益60億円を達成している。
④顧客を絞り込む
oファンケル:アレルギーの出る顧客
対象を広げようと思えば、もっと広げられるが、
ココに絞り込んだことで、成功した言える。
⑤取引をやめる顧客
oサウスウエスト航空:クレイマー
(サービスをしているのにクレームを出す顧客)
oヤマト運輸:三越を切った。(顧客をお米やさんにした)
我々の資源やサービスは、それを受け入れてくれる方々
のために発揮されるべきである以上、顧客としては、
扱えないと判断する目も必要ということ。
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