【経営者の条件】は、ドラッカーが書いている著書の中でも、
一番入りやすい!
ということで、チャレンジしたのですが、結構、骨が折れました。
(私のレベルがまだまだだから・・・という理由が殆どだとは思いますが。)
これから【現代の経営 上・下】の2冊を読んでいくにあたって、
正直、理解できるかな?
という部分も多々ありますが、2回、3回と読み込んでいって、
真意をつかみたいと思います。
前置きが長くなりましたが、早速、中身について書きます。
読み始めて、最初にガツンと来た部分は、現代の組織社会において働い
ている殆どが知識労働者であるということ。(もちろん、私も・・・)
ココまでであれば、想定できなくもありませんでしたが、
上記にプラスして事業部を任されて、何らかの意思決定を求められる立場
の人間は、エグゼクティブとして日々の仕事を遂行していかなければなら
ないという一節でした。
こうなってくると当然、自分もエグゼクティブとしての役割を全うしなければ、
いけないという事になってきます。
エグゼクティブの役割は、成果をあげること!
この一文だけだと『あったり前ジャン!』という事になるわけですが、
成果をあげるということがどういうことなのかという定義に関して、
ものすごく、深掘りされており、頭から煙があがりそうになりました・・・
そんな中、今後必ず念頭において仕事をしていこうと痛感させられた
点は、3つです。
一つ:貢献へのコミットメント
→常に自分に対して、私は企業の成長において何をすべき
なのか?を問いかけ続けます。私のコミットメントは売上げ
拡大につながるIT提案~構築、運用となります。
一つ:最も重要なことから始めよ!
→洞察、自立、勇気を必要とする仕事を中心に自身の仕事を
展開すること
こそが、エグゼクティブの成果となる。ともすればリスクを
伴いがちではあるが、組織力をアップさせる事ができるよう
な仕事を最優先していく!
一つ:成果をあげる意思決定をしよう!
→全会一致の意思決定は見直します。反論や他の意見が出
てきたときに、仮説を立て、その検証を繰り返すという意思
決定プロセスを徹底させていこう!
上記を実現させるために、早速、今日から取り組んでみたいのが、この2つです。
一つ:時間が何に使われているのかを記録する!
→自分の毎日の仕事は、非常に機械的な仕事であるとドラッカーは
言っています。そこで、思い返してみれば、ホントにその通り、私で
なければ出来ない仕事に費やしている時間はごくわずかでした。
早速、明日から1週間、自分が何に時間を使っているのかを記録
してみようと思う!
そして、他人に振れるものは振る、効率化できそうなことは効率化
するという形を作る!
そして、自分の時間については定期的に見直す習慣をつけよう!
一つ:強みをいかす!
→自分が学ぶときでもどうしても弱点の克服を目標に設定してしまい
がち、同様に部下に対しても、弱みの克服をテーマに指導してしまう
傾向にある。
個人の能力を均一的に引き上げるのではなく、それぞれの強みを
足し算して、一つの強い組織を作ることを常に意識しよう!
これは、部下にもいらぬストレスを与えないものすごく、大切なことだ!
絶対に実践する!
と、本来であれば、もっと多くのことを本書から学べなければいけないのでしょうが、
私が1回目の読書で、学べた点は上記の5つです。
もっと、こんな事が学べなければいけない!という意見を是非ください!