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早朝会議で有名な元トリンプインターナショナル
の社長だった吉越氏のセミナーに参加しました。
話がとてもお上手で参考になりました。内容としては、
即断即決の経営
~意思決定の透明さが企業の元気を生む~
活気があるというのは、必ずしもよろしくない。
残業が生まれるのも騒がしいのが原因。
仕事というのは楽しまなくてはいけない。
楽しめる雰囲気を出していく。
ゲームのように、各人が楽しんで仕事をする。
指示待ち人間を作らないように、考えなくては
いけない。
同じルールをもっていないとゲームは出来ない。
外部環境(市場動向)の変化を常に意識し、
自分たち自身も変わっていく必要がある。
ブランドを押し上げてくれるのは若い世代である。
如何に若い世代に認知を広げていくかが、ポイント。
【本社業務(バックオフィス)の効率化】
全ての仕事において大切なことは必ず、
デッドラインを決めておく
こと。(誰が何をいつまでに・・・)
↓
何でも腹を割って話すことが大切。
全てオープンに何でも話すことが大切。
気を使う必要はない・・・傷ついても構わない。
我々は顧客のためであって、当事者のために仕事を
しているわけではない。
役に立たない仕事は辞めてしまう。
辞めた上で効率化を徹底的に図る。
静かなオフィスで仕事をすることが大切である。
そうすることで生産性は圧倒的に高まる。
↓
一日の終わり時間を決めたら、徹底的にIT化を
図る。IT化を進めるのは高そうだが、実は安い。
【どのようにするとバックオフィスの効率化を図れるか?】
とにかく優秀な人材を確保する。(中途ではなく、新卒が良い)
教育するという感覚ではいけない。技を盗ませて、学んでもらう
ことが大切である。
大切なことは形式知ではなく、暗黙知である。形式知はマニュアル化
できる。暗黙知にこそ技が潜んでいる。
自分で自分を高めていくことが出来る力、
気づきの力が大切なのである。
我々がそこを教えることは出来ない。育ちである。
技を盗める人でなければ、成功はしない。
何でも話せる企業風土を創ることが大切。公平性、透明性、オープン、
率直さ・・・これらを徹底的に開示していくことで、厳しくても、
お互いに、とことん追求できる環境を創る。
【会社のために】相手が傷つくことを気にせず、何でも話せる。
そうしなければ、良い企業には育たない。黄金色に輝く、結論では
なく、生々しい対応策が見出されることが重要である。
トップが常に現場の動きを把握できることが正しい。現場の声を
聞く姿勢が重要。現場至上主義で小さくフラットな組織を構築して
いくことで、現場と討論できるような感覚が重要である。
【徹底した情報の共有化】
社長の机の上を通るものは〝人事情報〟以外はすべてオープン
同じ情報を持てば、必ず同じ判断に至るという信念
全ての部門の問題を討議
↓
緊急対策⇒再発防止⇒横展開・・・これが問題解決を進めていくポイント
議事録の配信+携帯メールでも配信する。
⇒情報の共有化
↓
全社をあげて、会議の議事録には
①決定事項と
②〝誰が/何を/いつまでに〟を明確に記載
デッドラインは、基本は翌日、最長で1週間
〃 は、意図的に短くし、仕事のスピードをあげさせる。
1週間以上のものはスケジュール表の提出
↓
厳しく追及した後は、笑ってごまかすことも大切
考える前にまず行動する。
↓
走りながら考え、修正、訂正を加えながら
行動を優先し、デッドラインを追いかける。
遅れたもの、間違ったものを見つけ、追いかける。
これらの仕事はドンドン、任せる。任せた仕事は熱いうちに打つ
ことで取り組み意識を向上させる。
今日のランキングは何位かな?