【あらゆる部門に収益性をもたせ、競争させる】~ドラッカーマネジメント~

事業ごとに組織を組み立てることができるならば、
分権性にまさる組織構造はない。



だが、機能別組織やチーム型組織とするには、
大きすぎて、事業ごとに分割できない場合もある。

それでも、擬似分権性を採用し、事業でないものを
事業であるかのように組織した方が良い。

分権化した組織単位で、自立性を与え、自立した
マネジメントを持たせ、少なくとも擬似的な損益に
ついて責任を持たせる。

要するに便宜的な価格を設定してでも、そのように
した方が良いということ。

こうすることにより、競争性が生まれるのもそうだが、
マネージャーが育ちやすくなったり、一つ一つの
小集団の目標意識がハッキリするからだと思われる。

ただ、競争を促進させると、各集団のメリットが優先
されすぎて、横断的なやりとりが薄れてしまうことが
多々ある。

自社では正に、そういった事態が発生している。

こういった取り組みをしていく際には、横断的な取り組み
を如何に推進していくか？をあらかじめ、考え、準備
しておくことが大切である。





  <コンピロブログ、今日のランキングは何位かな？
             　　　　　　クリッククリッククリッククリック