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アメリカにおける富裕層とはどんな生活を送り、どんな悩みを持ち、
何を目標として生きているのか?ということをドキュメンタリータッチで、
ドラマ仕立てにされて紹介されている本だった。
読み進めていくうちに、
『こんなお金持ちには絶対になれないな・・・』
と思うこともしばしばだったが、ここで紹介されているリッチマン達も
決して、私と全く違った生活を送っていたわけではない。
ということは、私にもチャンスはあるだろう!どれだけ、強烈に
お金持ちになるんだ!と思い込めるかが大切なんだ!
と言い聞かせて、読み進めていってみた。
アメリカにおけるリッチマンは、
・クルーザーも全長160フィートもあるものを造船したりと
お金持ち同士で競い合っている。
・別荘を2、3持っているのは当たり前、如何に広い豪邸を
所有しているか?を競い合っている。
ということらしい。
実際、お金持ちになってみたことがないので分からないが、
自分の価値観の中には、クルーザーを購入したいとか、
何ヘクタールもある家に住みたいとは思わない。
(逆に住みにくそうだし・・・)
本著にも書かれていたが、実際にお金持ちになるとお金持ち
同士の世界の中で、暮らすことになるので、価値観と言うか、
そういったものが、ことごとく変っていくようになるのだろう。
今は、いらないな・・・と思っていても、お金持ち集団の中に入って
しまうと必要なもの、それが、クルーザーだったり、お城のような
家なのかもしれない。
実際に、私は、愛煙家なので、自家用ジェット機なんてあったら、
超便利!と、本著を読んでいて、感じたりしましたしね。
本著を読んでいて、一番、感じたのは、やっぱり、何を成し遂げたい
と思って、お金持ちを目指すのか?が大切なのかな~と感じました。
私が万が一、超ラッキーでお金持ちになったとする。その際に、
そのお金で何をしたいと思うのか?をハッキリさせておくかないと、
結局、今の自分が不要であると考えているクルーザーや豪邸を
欲しがってしまうのかも知れません。
(当てもないのに、お金持ちになることが前提みたいで笑える)
先日、ドラッカーマネジメントのカテゴリでも
書きましたが、自分はこのお金で何を成し遂げたいのか?という
使命感を持つことで、不要な浪費をしなくてよくなるのではないか?
と思います。
事業でも、家庭でも、お金の運用でも、
使命を持つ、ミッションを持つ
ということは、人間を自堕落にさせない、支えになるものだな~
と改めて、感じた次第です。
ただ、もしも、あなたが、お金持ち向けのビジネスを展開してみよう!
と考えているなら、絶対に読んでおいた方が良い本だと思います。
実際、ハウスホールドマネージャー(執事)を派遣するなんて、
商売は日本でも十分、成り立つんじゃないかな?と思いましたし。
この本で起こっていることは、5年以内に日本のお金持ちにも浸透
していくことだと思うので。
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