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ホントにためになる本だった。
自分自身に役立てたいと思うのはもちろん、ウチの部下メンバー
にも、是非、読んでもらって、自分のモノにしてもらいたい!
本のスタイルとしては、あくまでも、ビジネス本ではあるものの、
ある一人の広告マンに関する小説のようなスタイルで書かれて
いるので、とても読みやすい。また、ページ数も多くないので、
あっという間に読めてしまうのも特徴だ。
要点としては、
①『思い込みの枠』を超える!
どんなことに取組むとしても、人間は、これまで自分が経験
してきた枠組みの中で考え、そこで判断をしてしまうもの。
だが、その枠を超える術は、今の自分の知識ではわからない
かも知れないが、他人のリソースを使えば、超えられるかも
知れないと考えることが大切。
②『力のポイント』を活用する!
〝力〟というと強いもの・・・比較的、否定的なモノを思い
浮かべるかもしれないが、そうではない。自分を取り巻く、
様々な人々にはどんな〝力〟が備わっているのか?を
検討し、それらをリソースとして、活用していく。
③指示と支援を得る!
人が仕事力を上げていく段階には、4つの段階がある。
Ⅰ:意欲満々の初心者レベル
Ⅱ:期待はずれの遭遇した学習者レベル
Ⅲ:技能がありながら自信を欠く実行者レベル
Ⅳ:自立した達成者レベル
今、自分がどの段階にいるのか?によって、指示と支援
の頻度や受け方が変ってくる。
Ⅰの段階であれば、指示を多く受ける形で、取組んでいく
べきだし、Ⅱの段階であれば、指示が多いものの支援を
うけるといった段階。Ⅲ以降になってくると徐々に指示され
ることはなくなり、支援に変っていく。
上席にある私であれば、上記のような事を意識しながら、
部下とは接していかなければいけないし、部下メンバー
は自分自身がどこに位置しているのか?を知らなければ
いけない。
また、Ⅰ~Ⅳの段階は、仕事が変れば、今まで、Ⅳだった
人もⅠからスタートするということを知っていなければ
いけない。
といった感じです。
仕事に壁を感じてしまっている人には、
ピッタリですね。
是非、読んでみて下さい!
オススメです。
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この本は、ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則を読んでから
読むべき本なのですが、実はビジョナリーカンアパニー2の
主要素がギュギュっと凝縮されている本です。
厚さ的にもビジョナリーカンパニー2の1/3くらいなので、スグに
読めてしまうのもうれしいところですね。
さて、内容なんですが、飛躍の法則と言うものが、企業において
当てはまるのはもちろんだが、営利目的ではない団体でも、
十分、使える法則なのではないか?という観点から書かれている
本です。
私はあくまでも、企業人ですので、関係ないといえば関係ない
のですが、飛躍の法則を振り返る上で、とても参考になりましたね。
飛躍の法則の中でも、
■ 第5水準のリーダーシップ
⇒自分自身ではなく、組織と活動において強烈な意思を発揮
するべきである。
■針鼠の概念で考える
⇒世界一になれる部分、情熱を持って取り組める部分、最高の
経済的原動力になりうるサービスとして、ビジネスモデルを
組み立て、どんな困難にぶつかっても最後には必ず勝つという
確信を失わない。
■弾み車のように行動する。
⇒偉大な組織を築くとき、魔法の瞬間といったものがあり、突然
できることはない。大きな歯車を少しずつ、動かしていくかの
ごとく計画し行動していかなくてはならない。
といった、3点が今、私が事業を進めていく上で、大切なポイント
であると思っています。
そうだ!
今度は、ビジョナリーカンパニー2についても書かなくちゃ!
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