事業縮小撤退に向けて

幹部陣での協議。
長い意見交換。

撤退すべしとの意見が、大半を占める。

最終的な結論は出さす、私と社長の協議により、結論を出す事になった。

一人のリストラもしたくない私と数名のリストラをすべしとする社長の話し合いは、平行線を辿る。

赤字部門であれば、縮小リストラやむなしという意見は、最だ。

今回の事業縮小は、選択と集中による収益部門の扱いである。

そこでのリストラ策は、合理化という視点で理解出来ない訳ではない。

ただ、心情的には、納得しずらい。

もう一度、話し合いの場を設けるのだが、果たして合意に達するだろうか？

合意に達しなかった時、私はどのような選択をすべきだろうか？

十分に考えておきたい。

新たな取り組み

自社は7月末で上半期が終了。
8月から下半期に入る。

我が事業部は大幅に縮小し、私自身も事業部における
仕事以上に、全社マーケ責任を負うことが主流になって
いく予定。

人事異動等も行い、我が事業部に籍を残すものは、
わずかとなる。

日々、改善に取り組んできた中で、事業部単位の難しさ
を感じる。

全社的には、元々、異端的・・・他事業部とオーバーラップ
していくような顧客を創出しにくい部門であり、内容的にも
専門知識が必要とされるだけに、社員間の交流も生まれ
にくいところがあった。

決して、赤字の状況に陥ってしまっているわけではないが、
縮小均衡状態が続いている点は、否めない。
来年、再来年を見据えて、会社自体が大きくステップアップ
をしていくことを視野に入れると、この選択は妥当である。

より、顧客を共有できる部分へ人的資源も投入されるべき
であるからだ。

事業展開をする時に、撤退するもしくは、縮小するといった
決断をするのは難しい。
特に赤字部門であるわけではない・・・という状況であれば、
その決断は、非常に困難になる。

後悔をすることになるかも知れないが、今は、その決断が
正しいと考え、新たなステージでの仕事に取り組んでいきたい。







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