イノベーションと起業家精神（上）【P.F.ﾄﾞﾗｯｶｰ】

私は事業展開を考え、新たなチャンスを見つけ出す
事自体が〝起業〟であり（新たに会社を興すことだ
けが起業ではない）、起業を最もリスクを小さくした
上で実現する手法がイノベーションというスタイルで
あると理解しました。

イノベーションのための７つの機会を常に意識しよう！

イノベーション（革新）という言葉を聞くと才能にあふれた、
ある特定の人物に限られた能力なのかと思ってしまい
がちですが、そんな事はありませんでした。
要は以下７つの機会を常に意識して日々の仕事をこな
していけば、いつしかめぐり合うものであることがわかり
ました。

①予期せぬ成功、失敗、予期せぬ出来事からヒントを
　 見つける！
②現実にあるものと、かくあるべきものとのギャップに
　 注目する!
③ニーズの存在を考える！
④産業構造の変化を見逃さない！
⑤人口構造の変化を意識する事で５年、１０年先の
　 マーケットを予測する！
⑥認識の変化（ものの見方、感じ方、考え方の変化）を
　 敏感に感じ取る！
⑦新しい知識の出現を自分の事業に置き換えて考え
　 てみる！

上記の７つの視点を意識して〝決断〟する手法も大切
であると思いました。

①捉えたイノベーションの機会を徹底的に組織で分析
　 する！
②分析は実際に見て、聞いて感覚的にも判断する！
　 机上で結論付けない！
③単純かつ、具体的なものに的を絞る！
④小さくスタートする！
⑤最初からトップの地位を狙って勝負をかける！

７つの視点と5つの〝なすべきこと〟を意識して日々
の仕事に取り組んでいきたいと思います。
私の置かれている立場から考えれば、まずは自事業部
内の変革をダイナミックに起こしていくことを実行しようと
考えています。


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